コーヒーを飲みながら

お役立ち情報や体験談をアップしていきます

7pay問題にみる企業体質の問題【セブン&アイHD】

f:id:kompasakita:20190709125946j:plain

7pay問題について各所で炎上してますが、開発元の企業体質についても問題になっているようですね。「トップが2段階認証を知らなかったってどういうこと?」というわけです。

開発に携わった技術者の多く、もしくは全員が7payのセキュリティ上の欠陥に気付いていたはず。それも軽微な欠陥ではなく、「乗っ取りが簡単にできてしまう」という重大かつ決定的な欠陥。それがトップに伝わらないのは、企業体質に問題があるのではないかということです。

 

でもこういった、普通に考えてあり得ないことが起こり得る会社は少なくないと思います。

「ウチの会社も大きなことは言えないな」

と思った方も多いのではないでしょうか?

 

トップは経営者であって技術者ではない

当然のことながら、トップは経営者であって技術者ではありませんので、細かな業務内容についてはズブの素人ということがあります。経営者が業務について素人であること自体は悪いことではありませんが、この場合は業務を熟知している有能な参謀の存在が不可欠です。

ブラック企業の場合は単なる太鼓持ちがトップの参謀役についていることがありますが、セブンペイの場合はどうだったのでしょうか?

多くの場合、他所で結果を出した人、つまり多くの利益を生み出した人がこの立場についていることでしょう。それなりに優秀かもしれませんが、1つ1つの業務については素人であることがあり得ます。

 

上司に対する意見具申を許さない風潮

自分の都合ばかり考えているような問題社員は、声だけは大きいですので、あらゆる手を尽くして自分の意見を通そうとします。得てしてこの手の意見はロクなものではありません。

逆に優秀な社員は滅多やたらに自分の意見を通そうとはしません。まずは業務を遂行することを考えます。

 

上がってくる意見具申が利益に結びつかない下らないものばかりだと、上司としては部下に対する反論が多くなります。

反論ばかりする人に話をする気にはなりませんよね。こうして上司に対する意見具申を許さない風潮が出来上がって行きます。

 

これは人件費をケチると発生しやすい問題です。

 

会議で余計なことを言うのはNG

一方的に指示を出すだけの会議は無意味であるだけではなく、時間を浪費する分、有害です。また、

問題解決を各部署に押し付ける結果にもなりますので、かなりタチが悪いと言えます。

問題解決には時間が必要です。時間は人件費をかけることで圧縮することができます。しかしその人件費が出ないとなれば、社畜さながらの働きで自己解決するしかありません。

 

このような会議では、多少問題が発生していても余計なことは言わず、黙ってやり過ごすのが賢明です。仕事が増えるだけで給料が増えるわけではありませんので。

 

まとめ

セブン&アイ・ホールディングスは、セブンイレブンのオーナーが自殺した件でも、その悪魔のようなやり口が問題になりました。そして今回のセブンペイ問題。根っこは同じに思えます。

 

 

にほんブログ村 サラリーマン日記ブログへ
にほんブログ村