社畜を感じる瞬間【あなたは大丈夫ですか?】
普段の生活の中で
「社畜おつ!」
って言いたくなる瞬間ってないですか?
例えば責任感むき出しで頑張る人を目の当たりにしたときとか、
「そんなに頑張ってどうすんの?」
と、問いただしたくなります。
別に努力を否定しているわけではありません。頑張って会社に貢献しようとする姿はとても素晴らしいです。周囲からの評価も高まるでしょう。
でも、それがブラック企業なら話は別です。努力が明るい未来につながるとは限りません。
「頑張れば報われる」
というのは考えが甘すぎます。
この記事では、世の中にあふれる色んなタイプの社畜について考えて行きます。
将来のことをちゃんと考えていない社畜
たまにいますよね。何も考えずガムシャラに頑張る人。人としては魅力的だと思いますが、ぶっちゃけ「ばか?」と思うこともあります。
いや、本当に申し訳ないんですが、これがホンネです。
収入が増えるわけでもないのに、なぜ頑張れるんでしょうか?
頑張れば少なくとも周りからの評価は高まります。ブラック企業に限らず組織内での評価が高まれば発言力が増し、何かと自由がきくようになりますよね。見返りと言えば見返りと言えなくもないでしょうが、会社を辞めたら何も残らないのが悲しすぎます。
「今の環境で認められて、その先はどうするの?」
多分、何も考えずに頑張る人は、この問いかけに答えることは出来ないでしょう。
周りを気にしすぎている社畜
周りに迷惑をかけたくないから、イヤな仕事でもガマンして一生懸命にやる。
周りに迷惑をかけたくないから、転職したくてもガマンして働き続ける。
素晴らしい心がけだと思いますが、そこまで自分を犠牲にして得られるものとは一体何でしょうか?
円満な人間関係?
お金?
まぁ、めちゃくちゃ稼げるならそれでも働く価値はあるんでしょうけど、ずっと続けて行けるんでしょうか?
やっぱり明るい未来は見えてきませんよね。
仕事にやりがいを感じている社畜
仕事にやりがいを感じているのなら、それも良いかもしれません。ただ、それが会社による洗脳でないかどうかは疑ってみた方が良いでしょう。
要注意なのは、やりがいを感じて一生懸命に働く社員によって、一番得をするのが直属の上司だったりする場合です。
妙なローカルルールを乱発して守れなかった部下を叱りつけ、
部下「すみませんでした」
上司「以後気を付けるように」
という図式を定着させることによって逆らえないように洗脳し、成果を出したらベタ褒めして仕事に喜びを感じさせる。そしてたまに飲み会に誘い、社員同士の交流を深める。ハマったら都合よく使える下僕の出来上がり。
そんな手法を使われていませんか?
成果を出したことによる評価や報酬は、その成果を出した本人に帰属するのが当然です。それが上司に吸い上げられているとしたら、せっかくの頑張りもバカバカしい限りです。
まとめ
運が良ければ会社が成長して、社畜的な頑張りが報われることもあるでしょう。でも、世の中そんなに甘くはありません。頑張る環境をよくよく観察して見極める慎重さがなければ、周囲の悪党にいいように利用されて終わりです。
「世の中お金が全てじゃない!」
とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。でも、会社と個人のつながりは、結局はお金です。
会社が社員の成果に対して報酬を支払うのは当然のことです。
一方的に奉仕するだけの関係は長続きしませんし、自分自身のためになりません。