無料OSが優秀すぎてWindowsが要らない【Linux/Ubunto】
ある日突然、パソコン画面がブルーバックになって操作を受け付けなくなったり、ブラックアウトして
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grap?■
(⇑■が点滅)
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こんな画面になったりしたことはありませんか?
こうなったらもうお手上げです。修理に出すか、OSを再インストールするしかありません。
ググって色んな直し方を試しても無駄に終わります。多分、プログラマでもOSを専門に勉強してないと無理。OSのパソコンを起動するためのファイルが破損してる場合がありますからね。CPUが焼き切れているなどの物理的な破損も疑う必要があります。
どの道必要になるのはOSの再インストール。以前はWindowsも4〜5万はしましたので、安易に選べる選択肢ではありませんでした。
でも最近はずいぶん安くなってますね。通販サイト「価格.com」で調べたらこんな感じです。⇓
15680円ですよ。これだったら迷いますね。ちなみにDSP版は他のパーツと一緒に購入する必要がありますので、安くても結果的に同じくらいの金額になります。
それでも「OSを買うのはイヤだな〜」という方に是非おすすめなのが無償版のLinuxです。
Linuxには色んな種類がありますが、中でもおすすめなのがUbunto。使用感がWindowsに近いですので、特に勉強しなくても問題なく使えます。「見ればわかる」という感じ。
インターネットも問題なく楽しめる
回線接続の設定は不要です。Ubuntoをインストールした時点でもうネットにつながってます。
また、Webブラウザの Google Chrome(グーグルクローム)やFier Fox(ファイヤーフォックス)が使えますので、全く問題なくインターネットを楽しむことができます。もちろんYouTubeなどの動画再生も大丈夫です。
最近は色んなWebサービスがクラウド化してますので、この手のことで困ることはほとんどないですね。ワードプレスや、はてなブログのエディタも問題なく使えてます。
文書の編集はGoogleドキュメントにおまかせですね。スマホでも使えますので、いつでもどこでも編集できます。自動保存もありがたすぎです。
各種ソフトが豊富で使いやすい
システムに各種無料ソフトを検索する仕組みがありますので、例えば「画像編集ソフトが欲しいな」と思ったら、「Ubuntoソフトウェアセンター」メニューから検索すれば、該当するソフトをリストアップしてくれます。あとは良さそうなソフトを選んでインストールボタンを押すだけ。
例えばこんな感じ⇓
もちろん中には使えないソフトもあります。あらかじめ評判を調べてから使うのがおすすめです。
ちなみに画像処理に関してはGIMPが秀逸ですね。以前はLinux版しかありませんでしたが、今はWindows版もありますよ。
Linux(Ubunto)のデメリット
Linuxのデメリットは以下の2点が全てではないでしょうか。
- コマンド入力を求められる場面がある
- 市販のソフトで使えないものが多い
ゲームを楽しみたい方には不向きですね。ソフトをインストールできないという根本的な問題もありますが、グラフィックボードを積み替えようと思っても、対応させるためにはかなりの労力が必要になります。
また、1〜2年に1回は動画再生アプリなどのバージョンアップがあり、対応するためのパッケージをOS側にインストールする必要が出てくることがあります。パッケージのインストールはコマンド入力式です。難易度は高くありませんが、不慣れな方には難しいと思います。
まとめ
ゲームをしないのなら、OSは無償版Linuxで十分です。今回はWindowsが使えなくなったときの対処法としてご紹介しましたが、まずは御蔵入りしてるパソコンで使用感を確かめてみてはいかがでしょうか?
ただし、OSを入れ替えるとデータが全部消去されますのでご注意を。もう一度Windowsに戻したいと思っても、OSのソフトウェアがないと無理です。廃棄しても良いパソコンで試しましょう。
ともあれ、Linuxはプログラミングにそれほど詳しくなくても案外使えます。
「自作パソコンに興味があるけど、OS買うのがもったいない」
という方にも是非おすすめです。