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進学校で落ちこぼれてしまう3つの理由とそれぞれの対処法

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中学の頃までは勉強ができたのに、高校から進学校に通うようになり、急に成績が落ちたという高校生はかなり多いのではないでしょうか?
ちゃんと試験に合格した高校に通っているはずなのに、おかしいですよね。

 

決して他の子と比べて頭が悪いからじゃないですよ?
もともとの学力の差でもありません。
試験に合格することで能力も学力も証明できています。

もし、直近の試験の成績が最悪な結果だったとしても、自分に自信を持ちましょう。
まずはそこからです。
やれば必ずできるようになります。

 

進学校で落ちこぼれてしまう理由は、大体以下の3つに集約されます。

  • 完璧主義
  • 時間効率が悪い
  • 教材が悪い

では、それぞれについて詳しく解説して行きますね。
この記事を読めば、何をどうすれば良いのかハッキリわかるようになるでしょう。

 

 

完璧主義は最大の敵

何でも完璧にこなそうと思ってませんか?中学はそれで通用したかもしれませんが、高校では通用しません。高い難易度の問題が普通に出てくるのが高校の勉強。量もかなり多くなります。1つ1つを完璧にこなそうと思ってこなし切れるものではありません。

力押しは通用しない

中学まではわからない問題があったとしても、時間をかけてゴリゴリと力押しをすれば何とかなることが多かったと思います。だからこそ進学校に進学できたとも言えるのですが、高校でそれはNGです。

まずは全体をやってから細部を詰める

特に時間のかかる英語や数学では、最初から完璧を目指さず、ザックリと取り組む姿勢が大切です。細部にこだわりすぎると時間が足りなくなり、テスト前に課題が終わらず、対策に時間をさくことができないジリ貧状態を招きます。

だからと言って全部を中途半端にやって良いというわけではありません。 完成度は上げるべきですが、それは後からやりましょう、ということです。

自宅では予習を軽めに、演習課題を全力で

授業で扱う内容を自宅でみっちり勉強するのは非効率です。予習は軽めにしておいて、授業中に完璧を目指し、その日の内に学校で解決することを目指しましょう。それでムリだった問題は後回しです。

自宅では解けそうな問題の演習課題と暗記に全力で取り組んだ方が上手く行きます。解けそうもない問題はさっさと答えを見て、解き方の理解に努めましょう。それでもわからなさそうだったら早めに見切りをつけましょう。

とにかく全体に手をつけること

わからない問題でいつまでも悩まず、期限内に全体に手をつけることが大切です。「なぜ?」と思っても、それはほどほどに留めておくこと。繰り返しになりますが、完成度を上げるのは後です。

課題が多い学校なら課題を終わらせるのが先決。だからと言って答えを丸写ししていたのでは力はつきません。まずは解けそうな問題を手当たり次第に解き、解けそうもない問題は後から考えれば良いのです。

 

時間効率を考える

時間効率を真剣に考えていますか?時間を上手く使えていないのだとしたら、どこかに阻害要因があるはず。具体的に列挙して、1つ1つ解決して行きましょう

この手の大きな問題は細分化するのが一番です。漠然と「時間効率を良くしよう!」と思っていても、なかなかできるものではありません。毛利元就の「3本の矢」と逆の発想です。3本の矢を一度に折るのはムリでも、1本づつなら折ることができます。

そもそも勉強時間が少ないのでは?

進学校で授業にまともについて行くためには、最低2時間以上の自宅学習時間が必要です。
できていないのだとしたらその原因は何でしょう?
部活で疲れているから?
スマホの見過ぎ?
だとしたら、時間効率を考える前に、「部活で疲れている」ことや「スマホを見過ぎる」ことについて、問題解決をはかるべきです。

「部活で疲れている」ことを解決するためには、食生活や勉強時間の変更で解決できるかもしれません。部活をやめることも選択肢に入ってきます。

「スマホをやめる」というのも、やや大きな問題です。もう少し細分化して、見てるコンテンツは何かということや、使用時間帯を制限できないかなどをしっかり考えてみましょう。全部を一度にやめるのはムリでも、1つづつならやめたり変えたりできるのではないでしょうか。

時間を上手く使えているか?

1日にこなさなければいけない学習量がどんなに多くても、時間は有限です。行き当たりばったりに勉強していたのでは、終わるものも終わりません
学習量、つまりテキストのページ数から、使える時間を逆算することが大切です。

例えば数学の問題がわからないからと言って、いつまでもその問題に時間をかけていたのでは、他の科目に手が回らなくなりますよね?数学の勉強に1時間しかかけられないのだとしたら、1時間の勉強で授業について行けるようなやり方を考えなくてはなりません。

ありとあらゆる手を使って時間効率を上げる

部活に所属しているなら先輩にノートを借りましょう。
ガイドブックがあるなら何としても手に入れましょう。
塾に行かせてもらえるなら塾に行きましょう。

自分で調べたり考えたりするのは時間がかかります。英単語の意味を辞書で調べるというのは、その最たる例。ありとあらゆる手を使って時間効率を上げる努力をしましょう。

 

教材が悪い

学校で扱ってる教材が悪い場合もあります。教科書がわかりづらいのは、解説が不足しているからです。あなたの理解力が足りないからではありません。辞書代わりに解説の親切な参考書を買うのをオススメします。
この場合に大切なのは、どのテキストをメインに置くかをハッキリさせておくことです。手を広げすぎるとどれも中途半端になります。数を揃えることが悪いのではありません。メインとサブがハッキリしていないことが問題なんです。

また、解説のない問題集を使っている高校が数多くあるようですが、これは最低最悪と言えます。どうやって理解しろと言うのでしょう?授業だけで全部理解しろと?できなかったらYahoo知恵袋で質問しますか?効率が悪すぎます。

 

まとめ

現時点で落ちこぼれているのなら、今までのやり方を変える必要があります。肝心なのは変われるかどうかです。自分の能力を信じて、なりふり構わず解決策をつかみ取りましょう。
今からでも遅くはありません。きっと上手く行きます。

そして、悔いのない高校生活を!

 

 

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