IoTで生活が変化するかは人による【将来的には大きく変わります】
IoTと言われてもピンと来ない方は多いのではないでしょうか?
もちろん、IoTの意味自体がわからないという方も少なくないでしょう。
IoTというのは「Internet of Things」の略で、日本語に訳すと「モノのインターネット」。つまり、色んなモノがインターネットにつながるということです。例えば最近話題になっているスマートスピーカーがそうですね。スピーカーに話しかけるだけで情報検索ができるだけではなく、いろんな家電製品を操作することができます。
でもここで言う「ピンと来ない」というのはそういう意味ではなく、生活感がないというか、イマイチ実感がわかないという意味です。新技術に対する話題性と気持ち的な高揚感が一致しない違和感と言い換えても良いです。
一体、何が変わると言うのでしょうか?
多少便利になるかもしれませんが、基本的には何も変わらないのでは?
新しモノ好きしか使わないんじゃないの?
調べてみると色んなものが開発されてますね。
洗濯機や掃除機はまだわかりますが、おしゃぶりとかお箸とか、、いやいや、そんなの欲しがる人いるんでしょうか?
機能としては、おしゃぶりだと赤ちゃんの健康管理で、お箸は毒見ですね。あったら便利かもしれませんが、無くても別に困らないでしょう。この意味においては洗濯機や掃除機も同じ。
そう、「無くても別に困らない」
この誰得感が問題。
「こんなことができるようになるんですよ!すごいでしょう?」
と言われても、
「いや、そんなのはいいから、もっと安くしてよ」
というケースが多い。
一部マニアな新しモノ好きな人は欲しがるかもしれませんが。
企業にとってはビジネスチャンス
とは言っても、潜在的なニーズを掘り起こすことに成功したらボロ儲けできるでしょうね。IoTには大きな可能性を感じます。だからこそ、誰得なゴミアイテムが量産されているのでしょう。
今のところ暮らしを変えるパワーを持ってると思われるのは自動運転車ですね。
まだまだ使えたものではないようですが、5~10年先の未来を考えると、間違いなく私たちの生活に革命が起こります。IoTとAIの連携によって、自分で運転しなくても勝手に目的地に連れて行ってくれるわけですから。MaaS(マース)に自動運転車を活用すると、車を持つ必要すらなくなります。
MaaSを知らない方のために簡単に説明すると、MaaSというのは、電車やバスなど様々な公共交通機関を一つのサービスとしてとらえ、一括で決済するシステムのことです。日本ではまだ導入されていませんが、世界ではフィンランドやドイツ、イギリスなどの一部地域で既に導入されおり、定額で公共交通機関乗り放題などの利用がなされています。
さすがにこのレベルの変化になると高揚感を覚えます。
- 車が売れなくなる
- 物流の担い手はドローンになる
- タクシーの運転手も必要なし
これはほぼ確定した未来です。何十年も先の話ではありません。早くて10年後には実現するでしょう。就活生のみなさんは自動車会社や物流業者に就職するのは、絶対にやめておいた方が良さそうですね。
今すぐにIoTで生活が変わるのは、こんな人たち
「こうしたい」という欲求がIoTによって初めて可能になる人たちです。大切なのは順番。ニーズがあってモノがあるということ。
例えばスマートロックシステムは、痴呆症のお年寄りの徘徊を防ぐことができます。家主以外は家のカギを開けられないようにすることが可能ですから。暗証番号や指紋認証のスマートロックもありますので、「子供にカギを持たせたくない」というニーズにもマッチしています。
この場合は「家族の安全」という強いニーズがあって「スマートロックシステム」というモノがありますから、生活が変わるわけです。
まとめ
「IoT」と言われても今はまだピンと来ませんが、将来的には自動運転車やドローンなどの一部IoT製品によって、私たちの生活は大きく変わることになりそうです。
他にもこんな製品が出て来ないものでしょうか?
例えばスマホはどうでしょう?
スマホをどこかに置き忘れて肝を冷やした経験がある方はかなり多いはず。「スマホを落としただけなのに」という小説にもある通り、今やスマホは私たちの生活に欠かせないものであるだけではなく、紛失すると、とんでもないことになりかねない個人情報やシステムの宝庫です。
これほど大切なスマホですから、もっと適したカタチがあるように思えてなりません。
情報伝達の遅延とコストが激減することが予想される5Gの世界においては、スマホにクラウドを使う送受信機以上の機能は必要なくなるでしょう。そうなればカタチはどうにでもなります。
例えば大切な機能は全て肌身離さず持っていられるブレスレットやネックレスのようなカタチに納めておいて、モニターは別にしておくとか。
個人的にはスマートフォンを持つことに鬱陶しさを感じてますので、こういった機器の登場に期待したいところです。
早く出て来ないかな?もう出来てる?今から楽しみです。